妻が、辛いもの好きの僕に「辛いものを食べるとガンになりやすい」というようなニュース記事のリンクを送ってきた。控えた方がいいということだろう。
僕は辛いものが好きだ。
特に一味とコショウが好きだ。
人よりも一味とコショウの瓶を振る回数が多い。
カレーを食べる時は一味とコショウ各々15回位は振る。
塩ラーメンはコショウ15回、醤油ラーメンと味噌ラーメンは一味20回。
味噌汁にも一味をかける。
パスタ(トマトベース)にはタバスコを10回と一味5回。
結局は殆どの料理に一味かコショウをかける。
もし、僕の人生から辛いものがなくなったらどうなるかと考えてみた。
食事毎に何かを失ったという喪失感を感じるだろう。
食欲が減衰し、今より痩せてしまうかも知れない。
極端な話、僕の中で全ての景色が彩りを失ってしまうかも知れない。
でも、それらと引き換えに僕は「健康」を得るだろう。
ただ、そんな人生は面白いのだろうか?
前に何かで目にしたアメリカンジョークを思い出した。
確か、こんな内容のものだったと思う。
ある男が医師に相談するため病院に行った。
男「長生きしたいのですが、どうすればいいでしょうか?」
医師「そうですか、では先ずは幾つかお聞きします。お酒は呑みますか?」
男「まったく呑みません。」
医師「そうですか、では煙草は吸いますか?」
男「煙草も吸いません。一度も吸ったことはありません。」
医師「わかりました。では生活のリズムはどうでしょう?」
男「毎朝6時に起きて夜は9時に寝ます。365日規則的に生活しています。」
医師「なるほど。では夜遊びなどはしないのですね?」
男「一切しません。もっとも遊ぶ友人も彼女もいませんので。面倒なので一人でいるのが一番です。」
医師「そうですか。私はドライブが好きで、よく海を見に行きます。気持ちがいいものですよ。」
男「車は嫌いです。危ないですから。」
医師「ええ、まあそうですが・・・。では夢はありますか?」
男「夢などありません。日々、地道に生きるだけです。」
医師「それでは今、大切な人はいますか?」
男「父も母も既に他界しました。一人っ子なので兄弟もいません。」
医師「そうでしたか。では、何か趣味はありますか?」
男「特別趣味はありません。」
医師「・・・・・・・・・・何のために長生きがしたいのですか?」
このまま辛いものを食べ続けた場合、60歳で死んでしまうとしたら止めなければならないと思う。
でも、70歳まで生きられるのならば、このまま辛いものを食べ続けたい。(結構セコイ(笑))
程度の問題だと思うが、前述の「男」のように生きたくは無いと思う。
コメント